こんにちは。あおありです。
この記事では、超初心者向け!忙しいあなたでもサクっと分かるマイケル・ジャクソンの代表曲トップ10をご紹介します。

マイケルジャクソンの曲を聞いてみたいけど、どれから始めて良いかわからない。

ムーンウォークの曲ってどれ?
あと傾いてるやつはどれ?
こんな皆さんのために、100曲を超えるマイケル・ジャクソンの作品から以下の基準で比較検討しました。
- シングルCDのチャート成績
- ベストアルバム収録回数
- ワールドツアーなどのセットリスト採用率
- Spotify再生数(ストリーミング回数)
- Youtube再生数
- 特別ポイント(「有名な振り付けがある」など)
この結果、発表時の人気・現代人の支持・マイケル自身の思い入れが反映された客観的なランキングが完成。
マイケルの曲はクオリティーが高すぎて、10個だけ選ぶなんてフツーに無理なんです。それでも心を鬼にして苦しみながら選んだこの10曲、全部ヤバいので絶対聞いてください。
TOP10に入らなかったけど是非聞いて欲しい7曲がこちら
ちなみにベストアルバムの中では「エッセンシャル・マイケル・ジャクソン」がおすすめ。主要曲がほぼ全て収録されており、ストリーミングでも視聴できます。
リンク エッセンシャル・マイケル・ジャクソン – Apple Music Spotify Amazon Youtube
売り上げなど客観的指標を度外視して「中毒性が強すぎるヤバい12曲」を選抜した記事はこちら
本題に戻り、マイケルジャクソンの代表曲TOP10の選考ポイント・おすすめ理由を順番に紹介します。
- 全米チャートはBillboard Hot100の成績
- Spotify,Youtube再生数の順位は「マイケルの作品中」の数字
- ツアーセットリストは「Badツアー, Dangerousツアー, HIStoryツアー, ソロ30周年記念コンサート, This Is It(映画)」の採用率
- ベストアルバムは「Greatest Hits HIStory volume1, Number Ones, The Ultimate Collection, The Essential Michael Jackson, King Of Pop(Japan Edition)」の収録率
- Spotify, Youtube再生数は2025年10月時点
- マイケル本人は”ミュージックビデオ”ではなく”ショートフィルム”と呼んでいましたが、当ブログでは一般的に分かりやすい”ミュージックビデオ”で統一しています。
1位 Billie Jean|ムーンウォークの曲
マイケルジャクソンの代表曲第1位は、文句なしで “Billie Jean”
チャート成績や再生回数から一目瞭然。今も昔もダントツで支持される、名実ともにNo.1ソングです。他にも有名曲がたくさんある中、ここまで圧倒的な数字を叩き出す”Billie Jean”はある意味バケモノ。
中盤のダンス「ムーンウォーク」は、前に歩くように見えて後ろに下がっていく不思議さと面白さで大人気に。今やダンサーたちの定番ステップで、ストリートダンスの地位を世界中で上げる功績を残しました。
モノトーンのステージ衣装はシンプルながら、斬新な工夫がたくさん。
- スパイのようにクールな帽子
- キラキラスパンコールのジャケット
- 片手に付けたグローブ
- 短めのスラックスからみえる、キラキラの白い靴下
当時「短いズボン」と「白い靴下」はややおじさん臭いイメージがありました。しかし「白い靴下が見える面積が増えれば、足下が強調されてダンスが映える」というねらい通り、マイケルを象徴する鉄板コーディネートとなりました。
関連記事 Billie Jeanの解説 – マイケルの代表曲はどのように生まれ、ヒットしたのか
シンプルなドラムとかっこいいベースが頭から離れず病みつきに。
歌詞は、狂気的な女性が世間をあざむき、巻き込まれた人物が苦悩や怒りを抱えるサスペンス的なストーリー。全体的にダークで妖しげな雰囲気をまとっています。
ステージでは、振り付けとアドリブが織り込まれたパフォーマンスで、毎回違うマイケルの姿が楽しめます。マイケル自身「ムーンウォークをしなきゃいけない以外、好きに踊れる。だからお気に入り」とのこと。音楽と一体化した姿はまさに「ステージに生きる男」です。

個人的にはヒストリーツアーのBillie Jeanがお気に入り。
ムーンウォークがアクセサリーに見えるくらい、全ての動きがエグい
2位 Thriller|ゾンビダンスの曲
マイケルジャクソン代表曲第2位は“Thriller”
真っ赤なジャケットをまとったマイケルが、大勢のゾンビ達と魅せるダンスは何度見ても衝撃的。
イントロとサビのメロディー「ちゃ〜ら〜〜〜〜🎵」が強烈なインパクトを残し、マイケルの歌と言えばスリラーのメロディーを思い浮かべる人も多いでしょう。
映画のように本格的なミュージックビデオは、その後のエンタメ界に大きな影響を与えました。
この曲を歌い、踊るマイケルはいつも超楽しそう。1フレーズごとにに遊び心があり、イキイキしています。
「今までのマイケルダンスにない振り付けにした」結果生まれたゾンビダンスは、
- 面白い
- ちょっとキモい
- でもかっこいい!
- 真似したい
と他にはない魅力で、時代も国境も超えて大人気に。
街中で大人数が一斉にダンスする「フラッシュモブ」でもよく使用され、40年以上経った今もハロウィンの定番曲として世界中で愛されています。
3位 Smooth Criminal|傾くダンスの曲
マイケルジャクソン代表曲第3位は“Smooth Criminal”
インパクトが強いリズム、再生数が多いのはもちろん、「傾くダンス」で度肝を抜くパフォーマンスがとにかく印象的。
アンチグラヴィティーと名付けられたこの動きはさすがに身ひとつでやることは出来ず、靴に仕掛けがほどこされているのですが…しっかりとした体幹の筋力が不可欠な職人技です。
人気漫画・アニメ「鬼滅の刃」のラスボス“鬼舞辻無惨”のキャラデザインがこの曲のマイケルに似ており、「参考にしているのでは?」と再注目されました。
関連記事 マイケルジャクソンと鬼舞辻無惨は性格も似ている?共通点10個
Smooth Criminalのミュージックビデオ、とにかくクオリティー高すぎ。

個人的に一番好き
マイケルが敬愛するフレッド・アステア主演の「バンドワゴン」など、いくつかのクラシック映画を参考に制作されました。
音と完全一致したマイケルのかっこいい動きはもちろんのこと、共演者の仕草や表情、撮影セットのインテリア、カメラワークなどすべてが洗練されていて圧巻です。関連記事 Club30’sの構造
Embed from Getty Images振り付けはキレッキレで、バックダンサーもバチっとそろってかっこいい。白スーツがこんなにカッコよく見えるのかと感動するほど、体だけでなく衣装の動きまで完璧に制御されたステージは圧巻です。
関連記事 Smooth Criminalを解説:鬼無辻無惨にそっくり?どうやって傾いている?
4位 Beat It|マイケルのロックといえばこれ
マイケルジャクソン代表曲第4位は“Beat It”
Billie Jean, Thrillerに負けないインパクトを持つマイケルの大ヒットソング。エネルギッシュな歌声「ビレーーー!!」があなたの脳に直撃します。
Embed from Getty Imagesミュージックビデオでは、赤いジャケット姿のマイケルが、ギャングたちと華麗な群舞を披露。
ベッドでゴロゴロしてたピアノTシャツ姿のマイケルが、意を決してチンピラの抗争に突然割って入り、なぜか全員踊り出すという奇抜なストーリーに圧倒されます。
- スターと一緒にバックダンサーが踊るパフォーマンス
- マイケルがロックを歌うこと(ポップ、R&B、ソウルなどのイメージが強かった)
- 「ロック音楽」と「本格的な振り付け」の組み合わせ
当時はこれらの要素がとても斬新で、人々の「思い込みの壁」を立て続けにぶち壊しました。
ハードな曲調と裏腹に「危ないことからはさっさと逃げろ」という優しいメッセージソング。アメリカでは飲酒運転の防止キャンペーンCMに起用され、当時の米大統領レーガン氏から表彰されるなど社会的貢献を残しました。
関連記事 マイケルジャクソンのビートイットは「命を大事に」という優しさ
しっかりロックしつつ、老若男女がノリやすいポップ要素を楽曲に盛り込めるところがマイケルの強み。
サビの振り付けはマイケル作品中では比較的ゆっくりで、動きが大きく分かりやすいことが特徴。
ライブパフォーマンスでは、
- 一回消えたマイケルが突然後ろから現れる「マジック」
- クレーンに乗って観客の頭上を通る演出
- 強風、煙が吹き荒れる
- ミュージックビデオの喧嘩→群舞シーンの再現
- 最後はマイケルとダンサー、バンド、コーラスも巻き込んでどんちゃん騒ぎ
など、やりたい放題ド派手な演出が楽しめます。
5位 Black Or White|世界的に1番ヒット
マイケルジャクソン代表曲第5位は“Black Or White”
アメリカではBillie Jeanと並ぶ「7週連続1位」を記録し、世界中のチャートを制覇。マイケルのキャリアで「最も世界的に成功したシングル」です。
関連記事 Black Or Whiteの解説
ミュージックビデオのプレミア公開は非常に注目され、25カ国で放映、推定5億人が視聴しました。
シンプルで楽しく、スッと体に入ってくるキャッチーな歌声が大きな魅力。
実は楽しいだけでなく、政治的なメッセージも強い歌です。
- 肌の色なんて関係ない
- 僕は差別や偏見に恐れず立ち向かっていく

明るい曲に織り込まれたマイケルの強い覚悟を感じ、涙がでることも…
ミュージックビデオは、
- マイケルが世界中のダンススタイルを踊る楽しい前半
- スタジオから夜の街に抜け出した黒豹がマイケルに変身し、静かな街中で怒りを爆発させながら踊る後半
に分かれており、陽気な前半とシリアスな後半のコントラストが印象的です。
一方、ライブパフォーマンスは終始ノリノリでニコニコ。個人的な見どころはラップパートの直前です。俊足でステージ上を横断し、たまにえげつない高さ・幅・流れで大ジャンプ。マイケルの高すぎる身体能力がチラ見えする瞬間です。
6位 The Way You Make Me Feel|総合点の高い”モテ曲”
マイケルジャクソン代表曲第6位は“The Way You Make Me Feel”
上位5曲より知名度は落ちるものの、ストリーミング・Youtubeでも根強い人気を持つ「モテ曲」としてランクイン。
マイケルが必ずツアーのセットリストとベストアルバムに入れていたことから、非常に重要視されていた曲といえます。
高揚感たっぷりのリズムにあわせて、マイケルの澄んだ歌声が気持ちよくひびく、エネルギッシュで楽しい作品。
ミュージックビデオは、どことなくマイケルに雰囲気が似ている素敵な女性、タチアナ・サムツェンに一目惚れする設定。「え、そんな???」と思わず笑ってしまう「クセ強ナンパ」は必見です。

初めて見たときはしばらく爆笑が止まらなかった
1988年グラミー賞のパフォーマンスでは、ガラッと雰囲気を変えたスローバージョンを導入。しっとりと大人っぽい歌声から、新しい魅力を発見できます。映画「This Is It」でも、こだわりを持ってこの導入部分を作り込み、歌い上げるマイケルが見られます。
7位 Rock With You|とにかく心地よい
マイケルジャクソン代表曲第7位は“Rock With You”
大人のソロアーティストとして才能を開花させたアルバム「Off The Wall」最大のヒット曲です。発表されてから45年以上経っても全く色褪せず、さらに輝きを増す名曲。
ビヨンセも「お気に入りの曲」として紹介し、久保田利伸、松田聖子、藤井風など大物日本人アーティストがカバーするなど、有名アーティストからも深く愛されています。
いつ聞いてもとにかく心地よい“Rock With You”。中学生で初めて聞いた瞬間「私は大人になってもこの曲を聞いてるだろうな」と確信しました。実際、22年以上経った今も大好きです。
8位 Bad|男らしくてかっこいいマイケルならこれ
マイケルジャクソン代表曲第8位は”Bad”
Thriller時代の「キラキラお兄さん」イメージを一新。マッチョで重厚感のあるサウンドが飛び込んできます。至る所にバックルを付けまくった黒ジャケットを着こなすマイケルは最高にクール。
なんといってもこの曲はミュージックビデオがかっこいい。
- 個性豊かな”Bad仲間”たちと駅構内を走り周り、踊り続けるスピード感
- 完璧に音楽とマッチする仕草(首振り、腕振り、ターン、ハンドクラップなど)
- マイケルが口を拭ったり、手招きしてあおってみたり、カメラ目線で近づいたり…散りばめられたセクシーポイントがたまらない
- 改札を飛び越えたり、通気口の蓋を開けて風に吹かれるなど、撮影場所である地下鉄を利用した演出
- ストリートな雰囲気から一転、間奏では伸びやかなジャズダンスを披露
最初から終わりまで息つく暇もない華麗な演出に目が釘付けです。
9位 Man In The Mirror|最強メッセージソング
マイケルジャクソン代表曲第9位は“Man In The Mirror”
代表的なメッセージソングとして必ず名前があがるゴスペル調の名曲。
Dangerousワールドツアーでは、「マイケルが宇宙に飛び出していく」規格外の演出でフィナーレに使用されました。映画”This Is It”でも、Man In The Mirrorと共に「マイケル航空」空の旅を楽しむ構想が見られます。
全身全霊をこめて「世界を良くしたければ、自分から変わろう」と訴えるマイケルの姿は、毎回のコンサートで何万人もの観客の心を打ちました。
Man In The Mirrorでは、マイケルの歌声がダイナミックに変化していきます。
- 孤独な葛藤
- 風に吹かれるままに漂う魂
- 壊れた心
- 色あせた夢
虚しさが漂うリアルな街の風景が描かれ、その現実を乗り越えた先に「自分を変えよう。世界を良くしよう」と自分を奮い立たせる展開。
Embed from Getty Imagesライブパフォーマンスはとても情熱的です。一番のハイライトは高速スピンからの膝落ち。そのあと立ち上がったマイケルは何万人もの観客に向かって「立ちあがろう!みんな!分かるだろ!」と声を振り絞ります。

どんな時も力強く導いてくれる名曲です
10位 They Don’t Care About Us|最も再評価された
マイケルジャクソン代表曲第10位は“They Don’t Care About Us”
他の有力候補を押さえてランクインした決め手は、Youtube再生数の勢い。ブラジルで撮影されたミュージックビデオが、マイケル作品中でBillie Jeanに次ぎ、2番目に10億回再生を突破しました。
正直言って、Thriller, Beat It, Smooth CriminalなどのSS級作品を差し置いていち早く大台に乗った事実が今でも不思議です。
2000年代まではファン以外の認知度が低かった印象なのに、Spotifyでもかなり人気。
マイケルが亡くなったあと、一番評価が高まった作品として要チェックです。
関連記事 They Don’t Care About Usの意味と背景|ブラック・ライブズ・マターで再評価
この曲、”Skin head Dead head”で始まるリズムパートと、”Tell me what has become of my life”以降のメロディーパートのバランスがちょうど良くて心地よいです。

ブラジルで撮影されたミュージックビデオは、リオデジャネイロとサルバドールの路地で、現地の人々とラフに歌い踊るスタイル。リオデジャネイロの撮影地域は「ファベーラ」(スラム街のような地域)と呼ばれ、マイケルが訪れるには治安が悪すぎて住民も困惑したそう。
結果としてリアルなブラジルの風景が切り取られ、他のマイケル作品と一味違う「作り込んでいないライブ感」が新鮮な魅力になりました。
一方で、They Don’t Care About Usは強烈な「抗議の歌」
- 政府や警察が行う理不尽な不正を糾弾する
- 不正、差別、偏見と戦い続ける決意
世の中の不条理に対して力強い声をあげるマイケルの姿勢が、発表から30年以上経った今も人々の心に刺さり、支持されています。
ぜひ聞いて欲しい「外せない7曲」

すみません…マイケルジャクソンの代表曲、やっぱり10曲では終われません。ここからは、「TOP10に入らなかった“外せない7曲”」をご紹介します。
I Want You Back|実は1番使われてる
I Want You Backは、「マイケル・ジャクソン」という逸材を世界に初めて知らしめたメジャーデビュー曲。発表から55年以上経った今でも、日常生活で一番耳にする機会が多いマイケル作品です。
とくにテレビのVTRでさらっと流れることが多く、CM,映画の挿入歌,お店のBGM…など至る所で使用されています。「ほどよく楽しい気分にしてくれる」使いやすさが強み。
楽しくて華やか、エネルギッシュで気品も感じられるI Want You Backは「モータウンサウンド」代表曲の1つ。
モータウンサウンドとは、デビュー当時のマイケルと兄4人のグループ “The Jackson 5” が所属していたレーベル「モータウン」が打ち出したサウンドです。R&Bやソウルをベースにポップス要素を加えて、楽しくてソウルフルに仕上げた「モータウンサウンド」は現在の音楽にも大きな影響を与えています。

たとえばBTSのヒット曲”Dynamite”はモータウンサウンドの影響が強く、振り付けにはマイケルの動きがたくさん入っているよ
歌詞は「素敵な女の子を自ら手放してしまい、後悔している。帰ってきて」という、少し切ない内容。
- 陽気なサウンド
- マイケルの可愛い声
- 可愛い声から想像できない熟練した歌声
- ちょっと切ない歌詞
このギャップが “I Want You Back” のたまらない魅力です。
世界中で繰り返しカバーされており、なかでも日本にゆかりが深い作品は以下の3つ。
- 映画「センセイ君主」の主題歌になったTWICEのカバー
- 10代の三浦大知が在籍したグループFolderのカバー
- 実力派ボーイズグループBE:FIRSTのカバー
どれも可愛くてほっこりします。
Don’t Stop ‘Till You Get Enough|鉄板ディスコナンバー
Don’t Stop ‘Till You Get Enoughは、発表された1979年当時に流行していた鉄板ディスコナンバー。マイケルの弾けるエネルギーが伝わるスマッシュヒットです。
心のままに音楽を楽しむマイケルの感性が爆発するオープニング。つかみからインパクト抜群です。最初から最後までファルセット(裏声)の歌声が特徴的。
音楽界の巨匠、クインシー・ジョーンズがプロデュースするサウンドは、ベース、ホルン、ストリングスが美しく華やかに混じり合い、気分が上がります。
We Are The World|教科書にのる歌
1985年発表のWe Are The World。アフリカの飢餓と貧困問題の支援を目的として、著名アーティスト45人で結成された「USA for Africa」によるチャリティーソングです。
あまりにも豪華な参加メンバー、誰でも口ずさめるシンプルなメロディーと歌詞で大ヒットしました。商業的な成功にとどまらず「音楽の力で世界を変えた」例として中学・高校の教科書にも掲載。時代と大衆文化を象徴する作品です。
作曲はマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチー。
2度と集まれない大物アーティストが一晩で収録したレコーディング風景も、貴重な映像として残されています。
若者から大御所まで、超有名アーティストが1フレーズずつ歌っていく構成。1人1人の歌声がとても力強く、個性的で味わい深いです。
We Are The World
We Are The Children
時代と国境を超えて心に届くメロディーと歌詞は、空から降ってくるようにナチュラル。
「死んでいくアフリカの子供たち」をイメージしてマイケルがつむいだメロディーには、優しさと悲しみが共存しています。
公式サイト マイケルジャクソンがライオネル・リッチーと共にWe Are The Worldを作曲したプロセス
Heal The World|マイケルの生涯目標
Heal The Worldは、「傷ついた世界を癒そう」と呼びかける優しい曲。商業的には成功しませんでしたが、マイケルが生涯をかけて取り組んだ事業を象徴する作品です。
1992年、デンジャラス・ワールドツアー開始にあたり、マイケルは「Heal The World基金」を設立し、ツアーの収益を寄付。生涯を通じ、世界中の生活支援、教育、災害復旧、医療・福祉など多方面の支援を行い、2000年にはギネス世界記録に功績が認定されました。
ギネス公式記録 ポップスターによって支援された最多のチャリティー
Embed from Getty Images全世界が注目し、1億人以上が視聴した1993年のスーパーボウル・ハーフタイムショーでは、最後に子供達と”We Are The World” “Heal The World”をパフォーマンス。この出演料もマイケルは寄付に充てました。

大物アーティストがハーフタイムショーに出演する風習は、1993年のマイケルから始まったんだよ
マイケルはこんな思いを表現しています。
みんなが少しだけ優しさを持ち合わせれば この世界はもっと良くなる
世界を癒そう 君と僕のために 子供たちのために
この願いが、曲の進行と共に世界中に広がり、次の世代へと引き継がれる演出が感動的。
マイケルが本気で思っているからこそ、「世界を癒そう」という優しい歌声が私たちの心に響く。魂が宿った曲です。
Earth Song|イギリスで6週1位
Earth Songは、環境破壊・気候変動・動物の乱獲・戦争などの地球の危機へ警鐘を鳴らす「怒りの歌」。ヨーロッパを中心に大きな支持を得ました。
1995年の発表当時、ポップスターが環境問題を題材にするのは異例のこと。現代では環境問題が社会の重要課題であることを思えば、マイケルが時代を先取りするオピニオンリーダーだったことがよく分かります。
Embed from Getty Imagesマイケルは「楽しい歌ではないけど、観客にしっかり考えてもらう時間を取るために重要」と考え、Earth Songを積極的にパフォーマンスしました。
アルバムHIStoryのプロモーション期間に、複数のテレビ番組でEarth Songを歌い、映画「This Is It」でも演出に注力する様子が見られます。
関連記事 マイケルジャクソンのアルバム「ヒストリー(HIStory)」は唯一無二の傑作
Earth Songは圧倒的なスケールが際立つ作品。ロック、ゴスペル、ブルース、オペラの要素が織り混ざったサウンドに、マイケルの怒り・痛み・悲しみに満ちた歌声が響きます。
「人間同士の絆」にフォーカスした「We Are The World」や「Heal The World」とは異なり、Earth Songは段違いに広い世界を展開。
視聴者に次のような情景が突きつけられます。
- 汚される大地、海、空
- 動物の乱獲
- 環境破壊(森林伐採、動物の乱獲、海洋汚染など)
- 戦争で破壊される人々の夢
泣いている地球の声を代弁するかのごとく、腹の底から慟哭するマイケルの歌声を聞くと、一流ヴォーカリストとしてのスキルと表現力に感動します。
You Are Not Alone|新記録を樹立した王道バラード
1995年のアルバム「HIStory」最大のヒットとなったYou Are Not Alone。
発表直後から上位に食い込むことが困難だった当時の全米チャートで、史上初の「初登場1位」という記録を樹立しました。
ギネス公式 アメリカのシングルチャートで初めてNo.1デビューした楽曲
当時の妻、リサ・マリー(エルヴィス・プレスリーの娘)とほぼ全裸で共演するビデオも大きな話題に。
優しくて温かくて包容力があって、疲れが癒える温泉みたいな曲です。
Embed from Getty Images失恋がテーマでありながら、「みんな1人じゃない。つながってるよ」と、孤独を乗り越えた先にある宇宙のつながりを感じられます。
You Rock My World|21世紀マイケルのキラーチューン
You Rock My Worldはマイケル最後のスタジオアルバム「Invincible」のリードシングル。
フランス、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、南アフリカ、スペインのチャートで首位を獲得しました。
40代を迎え、これまでの「若々しく、爽やかで明るいイメージ」から、「落ち着いた、オシャレで洗練された雰囲気」にシフト。
クリス・タッカー、マーロン・ブランドといった大物俳優が出演するミュージックビデオ。Billie JeanやSmooth Criminalの雰囲気を受け継ぎつつ、過去作品に登場する「魔法的な」演出が抑えられ、より本格的な映画っぽいテイストです。
個人的に一番好きなシーンは、ダンスシーンが始まる前のリズムパート。
- マッチに火をつける音
- 蛇口から落ちる水滴
- 靴をブラシで磨く音
- センスをバシッと開く音
さまざまな生活音がリズミカルに融合し、かっこいい音楽になるシーンがとてもマイケルらしい!
まとめ

「リアルに愛されてるマイケル・ジャクソン代表曲10曲」と「ぜひ聞いて欲しい”外せない7曲”」の計17曲を紹介しました。
どの曲も強すぎる上、気づいたら17曲のうち12曲はマイケルが作曲していて、やっぱマイケルすげーと再認識。
あらためて振り返ると、マイケルの代表曲にはいくつかの共通要素があります。
- ジャンルの融合
- ポップでキャッチーで爽やか
- 革新的・ユニーク
- 普遍的なメッセージ
- いつもエネルギー全開
ここで紹介しきれなかった、めちゃくちゃいい曲、有名な曲はまだまだあります。
もっと知りたい人はベストアルバム「エッセンシャル・マイケル・ジャクソン」と、1991年発表のアルバム「Dangerous」を聞いてほしい!!
長くなりましたが、ここまで読んでくださり本当にありがとうございます。マイケルの音楽があなたの人生を楽しく照らしてくれますように🎵





コメント