こんにちは。あおありです。
2023年1月、「マイケルジャクソンの伝記映画が制作される」と正式発表がありました。
その後、マイケルの甥であるジャファー・ジャクソンがマイケル役を演じることが分かり、大きな話題となっています。
まだ公開日を含め多くの情報は明らかになっていません。しかし、制作サイドから段階的に新たな情報が発表されています。
この記事では、
など、現時点で分かっている映画関連情報を簡単にまとめます。
マイケルジャクソンの伝記映画:基本情報
タイトル | Michael(マイケル) |
配給会社 | ライオンズゲート(英語の公式サイト) |
プロデューサー | グレアム・キング (Graham King) マイケルジャクソン・エステート(代表John Branca, John McClain) |
監督 | アントワーン・フークア(Antoine Fuqua) |
脚本家 | ジョン・ローガン(John Logan) |
主演 | ジャファー・ジャクソン(Jaafar Jackson) |
概要 | マイケルがジャクソン5で大スターになったときから晩年まで(詳細不明) |
マイケルの伝記映画の製作陣は実績多数で期待大!
配給会社、プロデューサー、監督、脚本家など、映画制作の軸となるメンバーは大きな実績をもつ実力者揃い。
さらに彼らの経歴を見ると、マイケル・ジャクソンの生涯をうまく映画で伝えてくれそう!という期待が高まります。
制作陣のおもな実績
名前 | おもな実績 |
---|---|
(配給会社) ライオンズゲート | ダーティ・ダンシング バッファロー’66 RED ギャング・オブ・ニューヨーク ダークハウス トワイライト・サーガ |
(プロデューサー) グレアム・キング | ボヘミアン・ラプソディ アビエイター |
(監督) アントワーン・フークア | イコライザー トレーニングデイ 自由への道 スティービー・ワンダー,プリンス,アッシャーなどのミュージックビデオ |
(脚本) ジョン・ローガン | アビエイター グラディエイター |
まず配給会社のライオンズゲートはアメリカのカリフォルニア州に拠点を置く映画制作会社です。日本語版Wikipediaで、代表的な作品が紹介されています。
私の知っているタイトルは「華氏911」と「ラ・ラ・ランド」でした。
リンク ライオンズゲートーWikipedia、公式サイト
今後、ソニーも映画に関わる可能性がささやかれています。
プロデューサーのグレアム・キングは、フレディー・マーキュリーの伝記映画「ボヘミアン・ラプソディー」を手がけ大成功させた人物です。
リンク グレアム・キング- Wikipedia、ツイッター
監督のアントワーン・フークアはスティービー・ワンダー、プリンス、アッシャーのミュージックビデオを手がけた経歴があります。映画「イコライザー」の監督として有名です。
リンク アントワーン・フークア – Wikipedia、インスタグラム
脚本のジョン・ローガンは映画「アビエイター」などの活躍で知られており、アカデミー賞に3度ノミネートされた経歴があります。
リンク ジョン・ローガン-Wikipedia、インスタグラム
映画「マイケル」に最適なキャスティングである理由
映画「マイケル」のプロデューサー・監督・脚本の人選は、映画「マイケル」に期待される2つの要素を満たしてくれる可能性が高いです。
マイケルは、歌とダンスはもちろん、ミュージックビデオやライブの豪華な演出で世界中の人々を楽しませてきました。
数えきれない伝説的なパフォーマンスを、映画でどう再現するのか気になります。
また、マイケルの私生活には多くの悩みがつきものでした。
- 幼いころから休みなく働いた子供時代
- 常に誰かに注目される生活
- マスコミから絶え間なく虚偽のうわさを報道される
- 少年の性的虐待疑惑
- 尋常性白斑、鎮痛剤依存症などの健康問題
マイケルの生涯を伝えるには、これらの深刻なシーンも必要です。
監督のアントワーン・フークアは、キャリア初期に多くのミュージックビデオ(松田聖子さんの作品も!)を監督しています。(参考サイト)
これらの経験が映画「マイケル」のミュージックシーンにいかされることが期待されます。

マイケルのミュージックビデオやライブパフォーマンスがどんな風に描かれるか、楽しみ!
またフークアは、ウィル・スミス主演の映画「自由への道」を監督し、「自由を求める黒人奴隷の戦い」というシリアスなテーマを描きました。
今回はマイケルが直面した様々な苦悩を丁寧に表現してくれるはず。
プロデューサーのグレアム・キングは、映画「ボヘミアン・ラプソディ」で、フレディ・マーキュリーの複雑な生涯を再現しました。
「ボヘミアン・ラプソディ」は完成度が高く大ヒットしているので「マイケル」のクオリティーにも期待が高まります。
また、脚本のジョン・ローガンは、映画「アビエイター」でグレアム・キングとタッグを組んでいます。
アビエイターはアカデミー賞で11部門にノミネートされるなど高い評価を得ました。

2人の相性は抜群のようだね!
さらにフークア、キング、ローガンの3人はマイケル・ジャクソンへの想いも強く、マイケルへの愛がこもった作品になると期待できます。
私にとってマイケルのようなパワー,カリスマ,そして純粋な音楽の才能をもつアーティストは居ない
監督:アントワーン・フークアのコメント
(中略)
彼の音楽とイメージは私の世界観の一部、そして彼の物語を音楽と共に伝えるチャンスはとても魅力的だ。
プロデューサーのグレアム・キングと脚本のジョン・ローガンは、長い間マイケル・ジャクソンの映画を作りたいと考えていました。念願のプロジェクトが始動して気合いMAXでしょう。
マイケル伝記映画の内容について
Hollywood ReporterやDEADLINEなどによると、映画「マイケル」ではマイケルがジャクソン5で一世を風靡した時期から、晩年までを描くようです。
マイケルの生涯は50年と短いものの、エンターテイナーとして40年以上活躍しており芸歴はとても長いです。また私生活も波瀾万丈で、濃い人生。
1本の映画でどうやってまとめるのか…気になりますね。
現時点で分かっている映画「マイケル」の概要
現在報道されている映画「マイケル」の内容は以下の通りです。
Sources tell us that the film will undoubtedly make the most of Jackson’s musical accomplishments and re-creation of seminal career highlights beginning with the days he fronted The Jackson 5 as a child to his hitmaking work as the biggest musical star in the world as an adult. But it will also deal squarely with the pedophile accusations that dogged his later years up to his death in 2009 at age 50, from cardiac arrest caused by a cocktail of sedatives.
いくつかの情報源によると、この映画では間違いなくジャクソンの音楽的功績、そしてジャクソン5の代表として活躍した子供時代から、世界一の音楽スターとなった成人後のヒット曲にいたるまでの影響力のあるキャリアのハイライトを最大限に活かすようだ。
DEADLINE
しかし、その後彼を悩ませた少年愛告発から、2009年の複数の鎮静剤に起因する心肺停止による50歳での死についても正面から取り組むとのこと。
「ここには触れるの?」まだ分かっていないところ
映画「マイケル」の内容はまだ謎だらけ。「この話題には触れるの?」と私が気になっている、マイケルの人生の重要ポイントをあげてみます。

どんな映画になるのか、想像がとまりません。
マイケル役は本人の甥、ジャファー・ジャクソン!
マイケル・ジャクソンを演じる大役に抜擢されたのは、マイケルの兄ジャーメイン・ジャクソンの息子であるジャファー・ジャクソンです。つまりマイケルの甥っ子です。
実父ジャーメインもミュージシャンとして活躍していますし、ジャネット・ジャクソンの甥でもあります。スーパーサラブレッドですね!
- 血縁者がマイケル・ジャクソンを演じる
- 優しい歌声と抜群のスタイルがマイケルに似ている
- イケメンで歌もダンスも上手
ジャファー・ジャクソンの抜擢は話題性抜群で、関係者もファンも納得。

このニュースが入ってから映画「マイケル」の話題がさらに盛り上がったよ
Youtubeでは”Got Me Singing”という曲のミュージックビデオが公開されています。
12歳から音楽活動をしてきたものの、超有名人ではないようです。2023年2月現在、日本語の情報はほぼありません。
ジャファー・ジャクソンの基本情報は以下の通りです。
名前 | Jaafar Jermiah Jackson (ジャファー・ジャレマイア・ジャクソン) |
生年月日 | 1996年7月25日 |
父 | ジャーメイン・ジャクソン |
母 | アレハンドラ・ジェネヴィーヴ・オアイザ |
出身 | アメリカ合衆国 |
経歴 | もともとゴルファーに憧れていた。 しかし音楽一家に囲まれ自然に音楽の道へ進む。 12歳から活動。歌、ダンス、ピアノが得意 |
趣味 | 絵画、旅行、ファッション |
公式SNS | Youtube TikTok |
ジャファー・ジャクソンの経歴
ジャファー・ジャクソンは12歳ごろから歌とダンスを始めました。はじめはサム・クックやマーヴィン・ゲイなどをカバーしたり、オリジナルソングを歌ったりしていたようです。
またピアノも得意で、公式TikTokでは演奏している姿もみられます🎹
2019年にはGot Me Singingという曲をリリース。その他にも、家族と一緒にテレビやライブに何度か出演してきました。
マイケルの家族や関係者も大絶賛のジャファー・ジャクソン
ジャファーがマイケル役に抜擢されたニュースを受けて、マイケルの家族や関係者からは称賛の声が相次いでいます。
マイケルの母キャサリンは以下のようにコメント。
Jaafar embodies my son. It’s so wonderful to see him carry on the Jackson legacy of entertainers and performers
ジャファーは私の息子を体現しているわ。彼がジャクソン(ファミリー)のエンターテイナー、パフォーマーたちの遺産を受け継いてくれるのはとても素晴らしいことよ。
マイケルの母、キャサリンジャクソンのコメント ソース:The Hollywood Reporter
映画「マイケル」のプロデューサー、グレアム・キングも「世界中でマイケルを演じられるのは彼だけ!」と絶賛しています。
“I met Jaafar over two years ago and was blown away by the way he organically personifies the spirit and personality of Michael,”
“It was something so powerful that even after conducting a worldwide search, it was clear that he is the only person to take on this role. I am beyond thrilled that he has come on board to portray his uncle and cannot wait for the world to see him on the big screen as Michael Jackson.”「2年以上前、ジャファーに会った。彼がマイケルの魂と人間性を本質的に体現している様子に感動したよ。」
映画「マイケル」プロデューサー、グレアム・キングのコメント
「世界中を探し回った上で、この役を担える人は彼しかいない。これはすごくパワフルなことだ。ジャファーが彼の叔父(マイケル)を演じることにすごく興奮しているし、マイケルジャクソン役として映画館のスクリーンに映る彼を世界の人々が目にする瞬間を待ちきれない。」
全面の祝福を受けて、マイケルの物語を見事に伝えていってほしいですね。
ジャファーの父、ジャーメイン・ジャクソンはマイケルの親しい兄
Embed from Getty Imagesジャーメイン(中央)と息子のジャファー(右)、ジャーマジェスティー(左)
ジャーメイン・ジャクソンはマイケルより4つ年上の兄です。
他の兄弟たちと共にジャクソン5で活動。当時、小さくて可愛らしいマイケルとは対照的に、背が高くて大人っぽくかっこいい雰囲気でした。
1975年、ジャクソン5がソニーへ移籍し「ジャクソンズ」に改名して新たなキャリアを歩むなか、諸事情あってグループから離脱。それ移行はおもにソロ活動をして数々のヒット曲を生んでいます。
1990年前後は、大活躍するマイケルに対抗心を燃やしているような言動がありました。しかしマイケルが苦境に立たされると積極的に前に出てマイケルを支持する頼もしい兄でもあります。

やや目立ちたがりの熱い男っていうイメージ
まとめ:嬉しい発表が相次ぎ、期待大!!
マイケルジャクソンの伝記映画について、現在分かっている情報をまとめました。
映画が制作されて嬉しい反面、「無事にマイケルの一生を映画化できるのだろうか」という不安もありました。
しかし、具体的な製作者や、マイケル役の正体が明らかになり、どんどん期待が高まっています。
これから徐々に新しい発表があると考えられます。とても楽しみですね😊
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