こんにちは。あおありです。
この記事では、マイケルジャクソンの名曲 “Will You Be There”のおすすめライブパフォーマンス3つを紹介します。
Will You Be Thereは、1991年に発表されたアルバム”Dangerous”に収録された、優しくて壮大なゴスペルナンバーです。
シャチと少年の交流を描いた映画「フリーウィリー」の主題歌でもあります。
この記事でおすすめする公演は以下の3つです。
- MTV10周年記念特番
- デンジャラス・ワールドツアー・ライブinコペンハーゲン
- 全米黒人地位向上委員会(NAACP)イメージ・アワード授賞式
Will You Be Thereのパフォーマンスはミュージカルのように美しく、癒されます。
他の楽曲とは一味違う、ゆっくりと語りかけるようなダンスも素敵です。
1つずつ紹介していきます。
MTV10周年記念特番
最初の曲はBlack Or Whiteで、Will You Be Thereは開始後3分からスタートです。
数あるWill You Be Thereのパフォーマンスのなかで一番ゴージャスな演出が施されています。
まさに無敵のマイケル
Black Or Whiteも併せて見ることをおすすめします。まさにこの日のマイケルは無敵。
超美人で、動きがキレキレ。モノトーンベースにゴールドのベルトが映える衣装もめちゃかっこいい。
マイケルはこのパフォーマンスにかなり気合が入っているでしょう。番組が放送されたのは、アルバムDangerousがアメリカで発売された翌日なので、絶好のアピールチャンスなのです。
最高の作品を世に送り出してやるぜ!という自信に満ち溢れて、充実感が伝わってきます。
ゆっくり語りかけるようなダンス
Will You Be Thereのダンスは、他の楽曲と一味違う、ゆっくりやさしく語りかけるような振り付けです。
マイケルのダンスといえば、きらびやかな衣装を着て、速くて激しい、人間離れしたスキルのイメージが強いです。
この曲では、マイケルや他の出演者は比較的装飾が控えめな衣装を着ています。
振り付けはスローテンポに合わせた手話のような動きで、シンプルながらも一つ一つの動作が丁寧で美しいです。
ゴージャスなセット
セットも共演者もとても豪華な演出で、大作ミュージカルのクライマックスを見ているような気分になります。
4グループのコーラス
舞台の後ろには、4つのコーラスグループがいます。
一人一人の表情が微妙に異なり、人生の不安、悲しみ、罪、救い、希望、超越といった心の動きを表現しているように見えます。
向かって左から、年配、成人男性、成人女性、子供たちのグループで、それぞれ違うコスチュームを着て小さいステージに集まっています。曲の後半でマイケルは彼らの元を渡り歩きます。
ラストでは、子供たちがマイケルの周りに集まります。一人一人の立ち位置も計算されて芸術的です。
引きのアングルで全体が見たいな。
スプレーアートの車
ステージ中央の車にはカラフルなスプレーアートが施されています。
スプレーアートは、ヒップホップの要素の一つである「グラフィティ」へのオマージュに見えます。
“WOMEN RIGHT NOW”という政治的メッセージも書き込まれています。
- 車の落書き(ロックな反骨精神)
- スプレーアート(ブラックミュージックのルーツ)
- 明るい色(ポップ)
- 複雑で繊細な絵柄(時を超える高度なアート)
- カラフルな色彩(世界に様々な人々がいることへの肯定)
- 自由と平等の渇望
以上の要素が含まれる、アルバムDangerousを象徴するような車に見えます。
マイケルはこの車の上で座ったり立ったり、もたれかかったりしながらパフォーマンスします。
天使とマイケルの涙
パフォーマンスの最後、マイケルは声を震わせながら語りかけます。
In our darkest hour
In my deepest despair
Will you still care?
Will you be there?私たちの一番暗い時期
絶望の底に落ちている時
それでも私を気にかけてくれますか
共にいてくれますか
セリフの終わりがけに、左目から一粒の涙が流れます。
そんなマイケルの元へ天から金色の大きな羽を持った美しい女性の天使が現れて彼を包み込む、とても感動的で壮大なラストです。
このパフォーマンス自体は、公式映像として発表されていませんが、DANGEROUS~ザ・ショート・フィルム・コレクションに一部が収録されています。
このDVDには、MTV10周年記念番組、ワールドツアー公演、ファンとの交流の様子などをあわせた映像が収録されています。
MTV10周年記念特番は1991年11月15日、16日にロサンゼルスのサンタモニカ空港で収録されました。番組の詳細情報はこちらで見られます。
この番組には他にマドンナ、エアロスミス、ジョージマイケルなど大スターたちが出演しました。
その中でマイケルは最後に出演し、唯一2曲歌ったアーティストです。
デンジャラス・ワールドツアー ライブinコペンハーゲン
ワールドツアーでは、少しラフでリラックスした感じでパフォーマンスしています。
一緒に世界中を周るスタッフたちと、大勢のファンたちは、マイケルにとっては家族のような存在。
マイケルにとってステージは家のような空間です。
ステージの上が一番居心地が良い
Michael Jackson
デンマークの首都: コペンハーゲン公演はマイケルの動きが軽快で、体調良さそう、幸せそうな表情をしているのでとても好きです。
デンジャラスツアーの公演全てをチェックしたわけではありませんが、いくつか見た中でこの公演がいいと思いました。
ルーマニアの首都ブカレストでの公演映像は、公式に発売されています。
ラストに現れるピンクの天使がかわいいです。
全米黒人地位向上委員会(NAACP)イメージ・アワード
4小節だけ貴重な生歌が聞けます。
マイケルは、全米国人地位向上委員会(NAACP)が主催するイメージアワードで、1993年に年間最優秀エンターテイナー賞を受賞しました。
受賞式で、パティ・ラベルとダリル・コーリー、そしてバックコーラスによるソウルフルな合唱が披露されます。
マイケルを呼ぶコーラスの迫力が凄くて鳥肌が立ちます。
ステージに上がったマイケルは最初にお母さんへの感謝を述べて,世界中の人々の自由と平等を祈るスピーチをします。
ブラックミュージックのパワーを感じる感動的なパフォーマンスです。
まとめ
Will You Be Thereのおすすめ公演を3つ紹介しました。
- MTV10周年記念特番
- デンジャラス・ワールドツアー・ライブinコペンハーゲン
- 全米黒人地位向上委員会(NAACP)イメージ・アワード授賞式
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